入居した時既に設置してあった、台所の食器棚の裏に書類を落として
伸ばしたハンガーも届かなかったので、棚をずらした。
・・・・・・引き戸があった。
鍵とか何にも無い、普通の木の引き戸。
迷ったけど開けてみた。
戸棚の裏があった。
顔なじみのお隣さんなので、チャイムを押して上げて貰い
事情を話し、一緒に台所の戸棚をずらした(お隣とは左右対称のつくり)。
引き戸を開けたままだったので、うちの台所が見えた。
こちら側にも鍵は無かった。
お隣さんは学生時代から17年住んでいて、今まで引き戸の存在を知らなかったらしい。
俺達二人とも、大家さんから、何も説明を受けていなかった。
とりあえず明日、大家さんに色々話して、引き戸は塞いで貰うように頼もう。
俺の前の住人は若い女性だったらしいけど、これって問題じゃ無いのか?
戸棚って言っても、中に一人暮らし分の食器や保存食が入った状態で動かせる物。
壁に固定とかして無くて、ただ置いてあるだけ。
コメント
パラレルワールドへようこそ!かと思った
世にも奇妙な的な
>>932
和服の男だったりすることもある
建築時に確認されてなかったら、誰かがしこしこ作ったんだろうねえ
大家さんと管理会社の担当の人と隣人と俺で話合いしてきた。
管理会社の人は台所見て絶句していた。
「鍵も無いんですか?」って。
そりゃそうだよね、俺の前の入居者は若い女性だもん。
隣人はいい人だけど、訴えられても文句言えないよな。
大家さん曰く
・このアパートを建てた当初、この二部屋は大家さんの親と大家さん家族で
二世帯用に使用していた。
・その後、親御さんが亡くなり、大家さん一家は近くの別の持ちアパートに引っ越し。
・この二部屋は大家族が使用、その家族間でいざこざがあり、二部屋の間の引き戸を塞ぐ。
・大家族が家具を残して引っ越し
・その時点で大家さんがこのアパートを出て、10年以上経っていて
引き戸の存在自体を忘れていた。
との説明でしたが、大家さん持ちで引き戸を完全に塞ぐ事になりました。
管理会社の方からは、凄く謝られた。
大家が知らなかったってそれ絶対嘘だから
大家は知らなかったんじゃなくて忘れてたって書いてあるよ
さすがにありえないと思う。
管理会社もなー。
大きな棚ではなく簡単に動かせる棚なんだよね?
それなら普通、清掃の時に動かすんじゃないか。
部屋の図面が残ってなかったのかなー
任せっきりなことは多いしね。
何棟も抱えてるような大家さんだったら
あっさり忘れてることはありそう。
どっちかっていうと綾辻ワールドじゃないか
人間って以外と思うほど物忘れするよ、だって頭はそう言うふうにできているから
最近の小説って、京極や綾辻の影響なのか、そのテイストが多くない?
ホルモーの万城目学とか告白の湊かなえ、阪急電車の有川浩、長嶋有・・・
正直、区別つかんw
テイスト?
とりあえずその四人はそれぞれ全く違う作風だと思うけど…
綾辻ワールドじゃないかってのは、テイスト云々じゃなく、
住人の知らない所に秘密の抜け道が、というシチュエイションのこと
これまた誰かっぽいなw
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